お金の使い方で人生はよくも悪くもなります。
皆さんの周囲にも、お金の使い方が明らかにおかしくて人生を変な方向に進ませている人がいるのではないでしょうか?
お酒の飲みすぎ、ギャンブルのやり過ぎ、悪い意味の恋愛なんかはそのよくある例かもしれませんね。
これらは自制しないと湯水のように使ってしまい、何も残らない上に身を滅ぼすなんてこともあったりしますね。
さて。
何に関しても優先順位を明確にしろ、という話はよくしていますが、お金の使い方をこうしろ、という話はあまりまとめてしていないので、こちらでお話していきます。
人生をよくしていくためのお金の使い方というものがあるのです。
逆を言えば、イマイチな人生を送る人は、イマイチなお金の使い方しかしていないのです。
豊かな人とそうでない人はお金の使い方が違う
割とよく言われることですが、お金持ちは豊かな人と、そうではない人とでは、お金の使い方が全く違います。
これは、お金があるから使い方が違う、という意味ではありません。
お金持ちの人が、そうじゃなかった頃から心掛けていたことはコレ、というものがあるのです。
何に優先的にお金を使うか、もしくは、何にお金を使わないか。
まず、ご自身が何にお金を使うのかをよく思い出してみてください。
比較的毎月多く出ていくお金の割合ですとか、大金を払うものなどに関してです。
たまに「がんばった自分へのご褒美」の割合やタイミングがちょっとおかしいケースも見受けられます。
贅沢をすることは、それ自体は全く問題ありませんが、ストレス解消が過ぎるとやはりバランスを崩しますし、自己チェックしたいところではありますね。
自戒をこめて笑
また、人生をよくするために使うべきところ、逆に今を生きるため、楽しむために使うべきところという区分けができていないケースも見受けられます。
人生をよくするためにという前提があるお金の使い方は、短期目線で言うとすぐに結果は出ないものが多いのですが、それをずっとやらないと将来非常に大きな差が出てしまいます。
では、お話していきましょう。
人生を確実によくするお金の使い道ベスト3
いわゆる成功者と言われる人や、大きな利益を上げている人などとお話をさせていただくと、大体似たようなことにお金の使い方が集中していることに気づかされます。
そして、彼らはそうなる前からこの使い方を徹底していた、という共通点も見えてきます。
さて、その3つとはなんでしょうか。
・時間
・人間関係・人脈
・知識・情報・勉強
この3つです。
ひとつひとつお話します。
時間にお金を使う、時間をお金で買う
人生のうちで最も貴重なものは何かと言われたら、それは時間、と答える人も多いものです。
有限なものですし、二度と取り返せませんし、常に失われ続けるものだからです。
特に、成功者と言われる人やお金と時間の自由を手にしている人たちはこの辺りが共通している傾向があります。
つまり、最も貴重なものはお金を出して買おう、というわけです。
時間の買い方には様々なものがあります。
お金持ちや時間の使い方にシビアな人は「タクシーを使う」ということをよく言いますね。
徒歩15分の場所ならタクシーを使うことで10分捻出できるとか、タクシーを使うことで乗っている間仕事ができる、などの理由です。
私の場合は、電車で特急を使う、というのをよくやります。
普通電車に乗れば1時間のところを特急電車に乗ることで半分にする、ということです。
時間も捻出できますし、広い座席が確保できることで仕事ができるという利点もあります。
特急を使うと追加料金500円などがかかりますが、その時間でできた仕事が何十倍にもなることがあるので、長期目線で見れば非常にいい投資なわけです。
明らかにストレスが溜まるものを代行してもらう、というのも時間を買うことのひとつです。
家事の代行であるとか、データ作成なんかがその例でしょうね。
それを自分でやっている間、時間を使うだけでなく体力も精神力も消耗するため、やり終えた後の時間も消費してしまうことが想定できるわけです。
誰かにお金を出してやってもらえば、その時間がまるまる得られるとともに、その後の時間も確保できる、という見方ができます。
ここで気をつけるべきなのは、短期目線で見ない、長期目線で見る、ということです。
短期目線で見ると、その買った時間に対して数百円、数千円が出ていくのでなんだか損をしたような気がしてしまいます。
しかし、長期目線で見れば、時間、エネルギー、ストレスを受けないことなどが得られるため、生産性があるわけです。
生産性があることに意識を向けているかどうかが人生には非常に大きな意味を持ってきますので、ぜひ向き合ってみてください。
例えば、家事などはお子さんや配偶者などにお小遣いやおやつをあげる代わりにやってもらう、などもひとつの方法です。
このように、時間をお金で買うというのは必ずしも「お金」そのもので買わなければいけないわけでもないので、いかにして時間を作って生産性のあることをやっていくか、というところをガッツリ考えていきましょう。
時間がないのではありません。
時間を作るのです。
人間関係・人脈にお金を使う
何度もお話していることですが、いい人生にしようと思ったら、人間関係と人脈は必須要素です。
誰とつながっているか、どんな人と関係性があるかで何もかも違ってくると言っても過言ではありません。
今、特に将来に大きくつながりそうな人間関係が築けていないのであれば、速攻取り掛かってください。
3年後、10年後に大きな開きが出てきます。
私の話をすると、今から5年近く前に、今の私につながる最初の大きな出会いがありました。
彼ら、彼女たちから、多くのことを学び、それまでと違うところに視野が広がったのです。
もしあの時、その出会いをおろそかにしていたら、今の自分はないどころか、相変わらず苦しくもがくだけの生き方をしていたと思います。
人間関係の形成、人脈の構築はタダではできません。
例えば、実際に会いに行くとか、食事やお茶をする時間を作るなどが重要になってきます。
もちろんネットが発達している時代なので、ある程度の関係性はオンラインで築けますが、実際に会っているかどうかがその後の発展にかなり大きな影響を及ぼします。
今、ひとりでも「将来に大きな変化を生み出しそうなつながり」があるのであれば、そこに意識と時間とお金を集中させてみてください。
これもまた、短期目線で考えると非常にめんどくさくてイヤなものです。
私もよく話しているように決して人とつるむことが好きなタイプではないどころか、ヲタク気質なのでできるだけ家でひとりでいたいタイプなのです。
しかし、長期目線で考えると、つながりや人脈を強固にしておくことで、将来結果的に自分ひとりの時間を最高に充実したものにできる、という見方ができます。
一時の快楽や嫌悪感に流されず、長期目線で見て確実な行動をしていってください。
知識・情報・勉強にお金を使う
豊かな人生を送っている人は、当然ですが、いい知識や情報を持っているものです。
逆を言えば、知識や情報を持っているから豊かな人生になっているわけです。
何もしなければ知識も情報も手に入りませんし、能動的であればあるほど知識や情報は手に入ります。
あなたはどれくらい、知識や情報を手に入れるためにお金を使っているでしょうか。
成功者と言われる人やお金や時間の自由を得ている人は、ここに対してお金を使う割合が非常に高いです。
だから、成功者になれていたり、お金や時間の自由を手に入れているのだ、という言い方もできます。
彼らは一番お金を使う金額が高いのがここであり、その他のことは優先順位が低いと言っても過言ではありません。
お金持ちの人は一見、いい車に乗っているとか海外に旅行に行っているなどのパフォーマンスを見せて、そこにお金を使っているように見せている人も多いですが、実際の金額の割合で言えばココが最も大きいという人が大多数ではないでしょうか。
私の師匠などは、2泊3日の勉強の合宿に1千万円を投じたと話していました。
さすがに私もコレはムリですが、年間で最もお金を使うのは「学び」です。
なぜ、ここに最もお金を使うのかというと、リターンが大きいからです。
他のお金の使い方で、目に見えてリターンが大きいものはほとんどありませんが、学びや情報を得ることは確実に戻ってくるものがありますし、大きいのです。
本を買うとか、セミナーに行くとか、知らない話を聞きに行くなどに対して、しっかりお金を使うように意識してみてください。
これも「長期目線」で取り組んでいくべきものです。
逆に、ここにお金を使うのはマズい
逆のパターンもお話します。
人生を確実によくしていくという前提で言うと、あまり好ましくないお金の使い方についてです。
まず、短期目線の快楽ですね。
その時だけ楽しい、その時だけ気持ちいい、その時だけいい気分というものです。
ここで知っておくといいのは、長期目線でいいものは、そのほとんどが短期目線で見るとキツいものが多いということです。
目先のその場限りの快楽を取るか、今はがんばってその先で大きな魚をたくさん釣るか、と普段から天秤にかけるようにしていきましょう。
最初に書いたお酒やギャンブルなどはここに入る典型になりがち。
次に「衣食住」
ここは結構大きな盲点で、衣食住は生活に必須であるがために先ほど挙げた3点よりも優先されてしまいがちなのです。
皆さんの中にもあるのではないですか。
変な服を着てはいけない。
美味しくて栄養のあるものを食べなければならない。
清潔でストレスのない、いい住環境が大切だ。
これらは当たり前です、これ自体は悪くもなんともないです。
ただ、こちらに意識の比重が行き過ぎて先ほど挙げた3点に一切意識がいっていない状態だと基本的に人生はいい変化をしていきません。
衣食住は生活に密着してるからこそ重要視するものですし、そこ自体はいいのですが、とかく「仕事も人間関係もイマイチだ、悪い」と思われている人に限ってここの優先順位ばかりが高くて自分の人生をよくするものにはケチる傾向がありますので、意識してみてください。
また、ストレス解消にお金を使うということを極力やめていきましょう。
ストレスが溜まるのだからしょうがない、と思われるかもしれませんが、本来はストレスが溜まらないような生活を得ていくために学んだり、成長したりすべきなのです。
ストレスが溜まる生活を当たり前と思い過ぎて受け入れていると、ストレス解消にお金をやたら使うということになりがちです。
例えば、買い物や遊びがストレス解消が主な目的になっている場合などが要注意です。
ストレス管理をしていれば、そもそも解消する必要がなくなっていくので、そちらに目を向けていくこと。
ストレス管理に関しても今後こちらのサイトであらためてお話していきます。
お金を使っているものは、時間を使っているものだ
普段から自分がお金をどこに使っているのか、チェックしていきましょう。
繰り返しますが、時間の貴重さを自覚しましょう。
お金を使っているということはイコール、時間をそこに使っているとも言えます。
あなたが使ったその時間で、何かを生み出し続ける人もいますし、ギャンブルで大金を溶かす人もいます。
時間の使い方が3年後、10年後のあなたをラクにするか、苦しくするかを決めます。
だからこそ、有益なお金の使い方を意識しましょう、というお話でした。
効果的なお金の使い方について詳しく知りたい方は
私の主催するコミュニティでは、効果的なお金の使い方をお教えしています。
ご興味がありましたらぜひ、コミュニティにいらしてください。
RLCという初心者向けコミュニティの方でお話しております。
詳細は以下に!
アイザワワークスでした。ありがとうございました。
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