WP初心者、アドセンス初心者が意識するべきSEO対策とは?
先日、ワードプレス初心者の人にアドセンスに関してアドバイスをする機会がありました。
その際、いろいろ発見があったのですが、そのひとつが、超初心者とかそもそもブログを書いたことのない人は、何がわかっていないのかをわかっていない、ということです。
そして、何がわかっていないのかをわかっていない人向けにこの記事を投稿することにしました。
難しいことはよくわかんないし、やりたくないし、専門的なことも苦手だ、という人はぜひお読みください。
アルファベットの専門用語は「SEO」しか出てこない、非常に初心者に優しい記事となっております笑
アドセンスのブログの「目的」
そもそも日記じゃダメだ
アドセンスを申請しようと思っていたり、すでにアドセンスに通過している人であればお馴染みな話になりますが、日記ブログはNGです。
これくらいは皆さんご存知かと思いますが、問題は・・・
何が日記で何が日記じゃないかをわかっていない。
コレです。
というのも、私が先日アドバイスした人も、日記ブログはダメだよと先に念押ししていたので「日記にはしない」という意図があったのは理解できたのですが、私から見ると「日記ブログ」だったからです。
では、何が日記で何が日記ではないのか。
この雰囲気の記事は「日記」になる
汎用性が低い、極端に個人的な感覚や感想によるものは日記に近くなります。
例えば、好き嫌いの感情が多く含まれていたり、ブログ主自身が怒ったとかヘコんだことが趣旨になっているようなものだと、若干日記に近いものになりがちですよね。
感情を混ぜたらいけない、怒ったことを書いちゃいけない、という意味ではなくて、書く時の立場として「第三者的立場」からの文章を意識してみて欲しい、ということです。
例えば、以下。
「今日は昨日より寒いから厚手のコートを着て出かけた」
「週末は例年より気温が低いため防寒してお出かけください」
趣旨や意味は似たような内容ですが、前者と後者であれば、後者の表現だと第三者視点になっているというのはご理解いただけるでしょうか。
アドセンス系のブログであれば、視点を最初から自分ではなく第三者に固定する、というのを意識すると、日記っぽいブログではなくなっていくかと思います。
アドセンスブログの目的は「お役立ち」だから
カンタンに言ってしまうと、アドセンスのブログは誰かにとってのお役立ち情報であることが非常に重要だからです。
視点がブログ主本人だと、主観が多いので「お役立ち」の範囲が狭まります。
皆さんも日常生活で経験したことはないですか?
誰かにアドバイスされて、しかし、ソレはアナタの個人的な意見だろう、と思ってガッカリしたことが。
アドセンスのブログにも同じことが言えます。
より多くの人にとっての「お役立ち」になろうと思ったら、自分の視点ではなく、第三者目線でいかねばならないよね、ということです。
キーワード選定
そもそも選定がぬるくはないか
SEO対策と言えばキーワードですが、そもそも記事自体のキーワード選定が非常にぬるいケースを散見します。
例えばキーワードが「ワードプレス」だけ、とか。
自分が検索する時を思い出してください。
検索する時は必ず、何かを知りたいから、何かがわからないから、何かに興味があるから検索するはずです。
「ワードプレスの〇〇が知りたい」とか「ワードプレスの〇〇がわからない」とか、その言葉に続く何かがあるはずです。
書かねばならないのはここです。
「ワードプレス」の部分ではないということです。
「ワードプレス」とか「お金」とか「結婚」とか、それは確かにたくさんの人が興味のある言葉ですから、それをテーマに記事を書くのは大いにアリですが、たくさんの人が興味があるということは、超強者の競合がやまほどいるということです。
アドセンスで収益を上げようと思ったら、必須条件として検索上位に上がらなければなりませんので、超強者がいるフィールドでは戦いにくいですね。
「ワードプレス」だけとか「お金」だけをキーワードに記事を書くというのは、昨日野球を始めたばかりの人がプロ野球選手と戦おうと思っている無謀さと似ています。
初心者だからこそ、ここは地道に初心者が戦えるフィールドで記事を書いていくこと。
そのために、細かいキーワード設定が必要なのです。
キーワード選定のコツ、超基本
自分がソレを検索にかけた時、その記事に、知りたいことがくまなく書かれているか。
「どうせみんな知ってることだろう」と思って、内容がはしょられていないか。
めちゃくちゃ当たり前なことなのですが、意外と超初心者だとコレが抜けているのです。
コレです。
いくつか、アドセンスに合格できない、という人のブログを拝見させていただきましたが、やはりココは共通点として指摘しました。
みんな知ってることだから書かなかった、調べればすぐわかることだから書いてない、そういう「自己判断での省略」がすごく多いのです。
みんな知ってるとか、調べればわかる、というのはまさに「主観」です。
視点は常に第三者として書こう、という観点で言えば「全員が知ってること」「調べればすぐわかること」はないのです。
それを知らない人が来るのだ、それを調べたい人が来るのだ、と思って記事を書くように意識してみましょう。
キーワード選定がぬるいと、どうしてもここがおろそかになりがちかな、と思います。
他人に興味を持て
他のアドセンスやワードプレス系のサイトではなかなか指摘されない視点ではないかと思いますが、そもそも、他人に興味を持たないとSEO対策は非常にしにくいものです。
というのは、やろうとしていることがそもそも「見知らぬ誰かに記事にたどり着いてもらって、しっかりガッツリ読んでもらうこと」だからです。
他人の視点や興味がわからないと、アドセンスのブログを書くというのは難しい。
まずは、自分から他人に興味を持ちましょう。
そのためには、普段自分が見ないようなサイトや、日常的にシャットアウトしてしまっている情報などに目を通すことが重要です。
というのも、他のブログやサイトは、誰かが興味を持つからこそ、存在しているからです。
自分が興味があるかどうかではなく、誰かが興味を持っている、という部分が非常に重要。
むしろ、自分が興味があるところしか見ない、というのでは、その記事の分野は詳しくかけるかもしれませんが、相手から見て興味を抱かれる文章になりにくい、という傾向があります。
あなたにとってどうでもいい記事でも、どうでもいいサイトでも、誰かがすごく関心があるからこそ、検索の上位に来ているわけですし、あなたが目にするわけです。
「そうか、人はこういうものに興味があるのか」
という素直な好奇心を普段から持って、いろんな情報を見てください。
これがないと、的確なキーワード選定がそもそもできないのです。
そして、メモる
メモの魔力という本がベストセラーになっていますね。
非常にいい本です、ぜひ読んでください。いつかレビュー書こう笑
なぜ、メモの話が出てきたのかというと。
SEOに強い人になるために、メモを習慣化することが非常に大切だからです。
というのも、SEOに強い人というのは、人の興味のあるキーワードを日常から拾い上げるのがとても上手いからなのですが、キーワードはそもそも、日常に溶け込んでいるからこそ、わかりにくいし、見えにくいものなのです。
だから、普段の生活で一瞬でも「あ!コレみんな好きなんだ」とか「興味持ってる人がいるんだ」と思ったらその場でメモする、みたいな習慣がないと、キーワードがいつまでも見つからないのです。
私のオススメの方法は、LINEで自分しかいないグループを作り、そこにひたすら日常で気になったものをメモしていく、という方法です。
自分しかいないグループなので他の人に見られることはないですし、何よりLINEなので他のアプリより頻繁に開く習慣があり、メモしたこと自体を忘れにくいという特徴もあります。
キーワード選定がうまくなるために、とにかく普段からメモの習慣をつける、ということをぜひ取り入れてみてください。
長文を書くことを習慣化する
キーワード選定とは直接的には関係ありませんが、長文を書く事に慣れる、というのはめちゃくちゃ大事です。
というのも、ただアドセンスに憧れてブログを書き始めた人だと、そもそも文章自体に慣れていないというケースが非常に多いからです。
絶対というわけではありませんが、1記事1500文字以上を意識したいところ。
また、アドセンスに詳しくなってくればなんとなくわかるようになりますが、長文で人に読まれるものでないと、アドセンス収益は上げにくいのです。
なぜなら、長文じゃなければ、すぐ読めてしまっては、サっと他のサイトにいくか閉じるかしますよね?
皆さんも読んでしまった記事をしつこく何度も読み返すなんてことはしないはずです。
アドセンスブログでは、いかに、じっくり長く、読んでもらってブログにとどまってくれるかが大事なのです。
すぐブログから離れてしまわれては、広告を見てもらう機会もないわけですからね。
サラっと読めるのに、じっくり読みたいと思わせるもの、というのが理想的ですね。
しかし、長文慣れしていないとコレがなかなか難しいわけです。
だから、他人の興味に興味を持ち、メモをしまくって、ひとつの話題に関して語ることがたくさんある自分になっていこう、というわけです。
まとめ
専門用語や難しいことはよくわからない、という人は、とにかくまずは、以下の部分に気をつけましょう。
- 第三者目線で文章を書く
- 自分が知っているからと言って、はしょらない
- 一番書きたいキーワードの次にくるものを意識する
- 普段から好奇心を持ち、他人の興味に興味を持つ
- こまめにメモる習慣をつける
- そして、長文でそれを表現する
おわりに
という感じで、専門用語を一切使わずに、初心者向けSEO対策の上で気をつけるべき点をお話してみました。
「専門用語を使わずに難しいことを表現する」というのも、長文執筆の上でいい訓練になるかなと思います。
ぜひ、普段の生活に取り入れて、長く読まれるブログを作成していってください。
また、SEO以前にWPの基礎が理解できていないとどうにもならないことも多いです。
ぜひ、以下のページも参考にされてみてください。