飽きっぽいことを悩まれている方も多いですね。
私の周囲にもたくさんいらっしゃいます。
飽きっぽいだけならいいのですが、そのせいで仕事が続かないとか、物事を長期間取り組めないとか、確かにこういった感じだと困ることも多いかと思います。
その捉え方についてお話していきます。
飽きっぽいこと自体は悪くない
まず、ここを知っておくべきですよね。
飽きっぽいこと自体は全然悪くないですよと。
飽きっぽいこと=好奇心旺盛だとか、飽きっぽいこと=無邪気である、という言い方もできます。
飽きっぽさを悪く言う人もいると思いますが、これ自体が悪いのではなく、どこに対して飽きっぽいのかで悪い場合が出てくる、という話になります。
その意味で言うと、私は飽きっぽさを治そう、みたいな考え方をする必要は一切ないと思っています。
むしろ、私の知り合いの成功者たちは飽きっぽい性格の人も多い傾向があるため、むしろ問題ではないな、とも思っている。
要は、飽きっぽい性格を上手く利用できていないことが悪いというか、不都合である、という風に捉えていけばいいと思うのです。
事実、私自身、飽きっぽい性格です。
ひとつのことに短期的に一気に集中し、すぐ次に移ってしまうみたいな傾向があります。
じゃあ困っているのかと言われるとそれほど困っていません。
結構楽しくやれています。
では、どうすれば飽きっぽい性格のまま、楽しくいい感じに生きられるのか、みたいな話をしていきましょう。
自分をよく知ろう
まず、飽きっぽくて構わないので、自分とはどういう人間なのかをよく知ろうとしてください。
どういう価値観を持っているのか、どういうことに興味を持ちがちなのか、どういう人と親しくしたがるのか、どういう人間関係を築いているのか、今まで何をしてきてどういう結果を残したのか。
誰かに自分という人間がどういう人間なのかを事細かく説明できるようにまずはなりましょう。
なぜこれが必要なのか、というと。
自分という人間がわかっていない状態で飽きっぽい性格をやると、自分が困るからです。
自分が不利益を被るからです。
自分が大変な目に合わないために、これくらいはやろうか、という話です。
飽きっぽい性格がゆえにこれも難しい、と言いたい気持ちもわかりますが、そもそも飽きっぽさに困っているからこそ誰かに相談するとか、こういった記事を読もうという気になったはずです。
困らないようにしたいわけですよ。
であれば、最低限ここだけは押さえようというのは「自分を知る」という行為です。
自分を知る方法については他の記事でも話していますのでリンクを貼っておきます。
自分を知ることによって何が起こるのかというと。
飽きっぽいなりにムダがなくなります、ムダが減ります。
往々にして飽きっぽい性格だとムダが多くなりがちです。
最後まで完成させることができずに次に移る、とかするとその時間がムダになるとか、中途半端な仕事しかできないと信頼がなくなるとかしますよね。
そういったムダを少しでも排除するために、あらかじめ自分の傾向をよくつかんでおくこと。
これをすることで、明らかに早急に飽きてしまいそうなことには最初から手を出さないとか、浅い関わりしか持たないなどの対策が多少は打てるようになります。
飽きっぽい性格を上手く利用していくためのひとつの処世術です。
普段から保険を用意しておく
飽きっぽさに付きまとうのは、リスクです。
すぐ辞めてしまう、すぐ離脱してしまうことによって起こる可能性があるのは、信頼を構築できないとか、他人がみんな持っているものを得られないなどの状況です。
これらのリスクを回避するために、常日頃から自分に保険を作るようにしてください。
保険の種類には様々なものがあります。
例えば人間関係の保険。
ひとりで構わないので、あなたがどうなろうと絶対にあなたを信頼してくれる友達や仲間を持っておく。
これもひとつの保険です。
そのために、この人は!と思う人がいたらとことん深い付き合いをするようにしましょう。
例えば仕事の保険。
あなたがどうなろうとなんだかんだでお金を稼げるように、副業を普段からしておくとか、お金を稼ぐ方法を学んでおくことなどですね。
別に雇われなくともお金は稼げるので、そういったことにも興味を持つようにして、取り組んでおきましょう。
他の記事で書いていますので、独立するための参考にしてみてください。
私の主催するコミュニティでは副業のやり方などをお話していますので、ご興味があればいらしてください。
飽きっぽい性格でも強く生きて行くことのできる方法を、この飽きっぽい私が(笑)お話しています。
また、精神的な保険が非常に重要になってきます。
飽きっぽい人が持つべき、精神的な保険
大前提として、私たちの社会というのは、長期間何かができる人とか、腰を据えて取り組んでいる人などに信頼の高さや評価を置く価値観を持っています。
単にそういう価値観のある社会だ、というだけで、別にこの価値観が正しいとか、こうじゃないといけないという意味ではありません。
単純に、そういう傾向が強いというだけです。
しかし、これを知っておかないと飽きっぽいだけで自分には価値がないとか、自分はダメな人間だと思ってしまう人もいます。
こういう社会なのだ、ということをよく知っておくことで、飽きっぽい性格のままどうすれば信頼を高めることができるか、どうすれば信頼を失わないようにできるか、ということに意識がいくようになります。
また、この大前提があるために、飽きっぽい性格というだけで苦しい状況になるとか、大変な状態になるリスクも確かにあるのです、ないとは言いません。
そこに対して開き直れる強さを精神的な保険として持っておく必要があります。
何度も言いますが、飽きっぽい性格は別にそういう性質だというだけで悪くないのです。
ただ、そのせいでこの社会ではリスクを背負う可能性があるため、人からなんと言われようが、面倒なことになろうが、別にどうにでもなる、とドンと構えることのできる器のデカさみたいなものも同時に育てよう、という話です。
飽きっぽい性格の人は、最初から安定や安全みたいなものを求めないことが結構重要です。
その性格である以上、そことは無縁なのだ、と軽くあきらめていきましょう。
安定や安全などは一種の幻想であり、飽きっぽい性格でなくとも実際は存在しませんが、飽きっぽさがあるとより近づきにくいものにはなります。
なので、最初から飽きっぽい性格だからもうその瞬間瞬間を最大限楽しくやる、と決め込んで安定などを夢見ないこと。
これが精神的な保険として有効なもののひとつになります。
飽きっぽい性格を利用して人生楽勝にする方法
前提は以上にして、飽きっぽい性格を利用していく方法についてお話しましょう。
マインドセットとしては、飽きっぽい性格で構わないので、最初からそれを何かに利用しよう、と常時思っておいてください。
これがめちゃくちゃ大事です。
というのも、飽きっぽい性格がゆえに何かを突き詰められない、何かを深く追求できない、だから自分には何もない、と思ってしまいがちなわけですが、別の角度から見ると、飽きっぽい人は飽きっぽくない人と比較すると、人生経験が豊富だとか、情報が豊富だ、という見方ができるのです。
これは飽きっぽくない人が持つことのできない強力なツールになりえます。
このツールを常に利用してやる、と思いながら生きるわけです。
例えば、飽きっぽくない人が10年間同じ仕事をしている間に、飽きっぽい人が5回転職したとします。
すると、飽きっぽくない人はひとつの仕事に関する話しかネタがありませんが、飽きっぽい人はその5倍もネタを持っていることになります。
世の中には「自分がネタを持っていない」ということに悩んでいる人がゴマンといるのです。
その中で、飽きっぽい人は明らかに人よりネタを持っている、これほど大きい要素はなかなかありません。
ネタの使い道はいくらでもあります。
例えばこの記事が書かれているようなサイトを持つこと。
アドセンスなどを利用すれば、ネタを書くことで収益化が可能になります。
例えば、人脈構築にも使えますね。
ネタのない人間よりネタが豊富な人間の方がおもしろいに決まってるじゃないですか。
おもしろい人の方がつながりたいと思われやすいため、非常に有利です。
例えば、恋愛や結婚。
恋愛の多くは「相手の話がおもしろくない、話題がない」という理由でフラれています。
ネタがたくさんあるというだけで自分を魅力的に見せることが可能だということですね。
飽きっぽさは恋愛に不利益だと思われるケースもあると思いますが、意外と相手による側面も大きいので一概には言えません。
飽きっぽさを楽しめる相手というのもこの世にはいくらでもいますので、ちょっと考え方を変えていきましょう。
何も長期間ひとりの人と付き合わないといけないというわけでもありませんし、心構えを変えるというのもひとつの生き方。
話がそれましたが、要は飽きっぽい人はその分ネタが豊富なのだ、という自覚と、そのネタを絶対に利用してやる、というマインドセットをして生きろ、という話です。
使い道は無数にありますので、最初からそのネタの多さを絶対に利用するつもりでいてください。
仕事に対する飽きっぽさをどうするか
飽きっぽさに悩まれる多くの方はココが最も大きな問題として思われているのではないかとも思います。
確かに仕事が続かないと困りますね。
人からもいろいろ言われることも多いでしょう。
対処法は2つ。
まず、最初から正社員などを選択肢に入れないこと。
正社員という時点で長期雇用を前提にしています。
開き直って契約社員や派遣などの働き方を積極的に取り入れていきましょう。
飽きっぽい人の共通点として責任を負うことが苦手というのもあると思います。
そもそも自分には重い責任など負えないのだ、と軽く考えて、自分なりのフィールドを生きて行きましょう。
2つ目は先ほども書きましたが、副業や稼ぎ方を普段からよく勉強し、実践しておくこと。
飽きっぽい人というだけで収入のリスクがありますので、そこに対して保険をかけておくようにする、ということです。
ビジネスの勉強やお金の勉強、人脈構築術などにも興味関心を強く持つようにしてください。
(その興味を持つこと自体がまた飽きるのだ、と言いたい気持ちも当然承知の上です。しかし、この話はリスク回避が目的なのでその視点で読んでください)
この2つの対処法の肝は、社会的にちゃんとする、みたいなものを最初から抱かないようにする、ということです。
飽きっぽい人で悩まれている方は、この社会的になかなかちゃんとできないことへの苦悩があると思いますが、成功者の多くは社会不適合者だったりします。
普通に生きられないから経営者になったとか、みんなと同じようにできないからビジネスを自分でやることにした、みたいな人たちです。
生き方に正しいも正しくないもありません。
自分にとって正しければそれでいいですし、正解を出す必要もないのです。
だったら、自分の性格にとことん合ったものだけを追求していく、という生き方もアリなわけです。
この2つを追求する、そして、我が道をいく覚悟と開き直りをしっかり持つこと。
これが仕事に対して飽きっぽい人が持っておくといい考え方です。
人間関係に関する対処法
飽きっぽい人は人間関係に悩むことも多いかと思います。
恋愛とか結婚なんかは確かに問題になりがちですね。
これも先ほどの仕事と同じ考え方でいきましょう。
そもそも長期的な関係が前提になっていたり、条件になっていたりする関係性を最初から求めないこと。
もちろん、それを求めてしまう気持ちもわかりますが、重要性を落とすようにしてみてください。
そして、長期的にどうか、ではなく、瞬間瞬間を楽しめるかどうかに大きなポイントを置きましょう。
極論で言ってしまうと、瞬間瞬間を楽しめることが永遠に続けば、それは長期的な関係になるのです。
長い目で見るからなんだかイヤになるとか飽きるとかになることも多い。
また、あらかじめ相手に自分の性格をよく伝えておくこと、期待させないこと、これも大事です。
こじれてしまうのは、相手が長期を前提や条件にしていることにある。
自分という人間がわかっていないとコレができませんので、先に自分を知る行為が必要になりますね。
もう一度言いますが、このタイプにとっては瞬間が最も大事であり、瞬間が連続性を持てばいずれ長期になるものです。
そういった関係性を築く、ということに意識の重心を置いていきましょう。
飽きっぽくて構わないので濃厚に生きろ
飽きっぽい人がいい人生を送るためには、浅くならないようにする、という点にあります。
飽きっぽくて浅いものしか経験にないと、得るものがなかったり、時間やお金がムダになってしまうことが多い。
飽きっぽくていいから、濃厚なものにしていくのだ、という意識を持っていきましょう。
とにかくその時だけはとことんやる、突き詰める、ハマりまくる、この意識です。
そして、それをネタとして利用するつもりでいつもいること。
興味が移ったら移ったでいいので、これをしっかり意識してみてください。
飽きっぽくても成功できます、お金持ちにもなれます。
素敵な恋人や配偶者がいる人もいます。
これは、飽きっぽいからではなく、濃度やネタの利用に対してエネルギーをかけているとか、意識しているということの結果です。
ぜひ、意識してやってみてください。
以上、飽きっぽいアイザワワークスでした笑
コメント